しゃばけシリーズの読む順番は?明るく楽しい大江戸妖怪絵巻

4.0
時代小説
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シンカ
シンカ

こんにちは、シンカです

私の好きな作家さんで、畠中恵さんという方がいます。
時代物小説ーー特に江戸時代を中心に書くことが多い作家さんです。
いくつかシリーズを刊行しており、現在も人気です。

特に人気なのが、中学校の教科書でも紹介された『しゃばけ』シリーズではないでしょうか。
しばらく読書から離れていた時期があり、小説から遠ざかっていた時期もありましたが、ここ最近読書をする機会が増えましたので、また追いかけることにしました。

シンカ
シンカ

前に読んだのが昔すぎてどこまで読んだのか覚えてません!

しゃばけシリーズの順番を教えてください!

旦那氏
旦那氏

しばらく読んでいないうちに新刊が出ていて浦島太郎状態

こんな悩みを解決するために、シリーズの順番や概要をまとめてどこまで読んだか確認しよう!となりましたので、今回は畠中恵さんの『しゃばけシリーズ』についてまとめていきます。

2001年からのロングセラー!江戸時代の妖怪ファンタジー!


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『しゃばけシリーズ』の著者について

しゃばけシリーズの著者は、畠中恵さんです。

しゃばけシリーズは【2001年】から【20年】続くロングセラーシリーズになります。高知県生まれ名古屋育ちの方で、名古屋造形芸術短期大学デザインコース・イラスト科を卒業しておられます。

【2001年】『しゃばけ』で【第13回日本ファンタジーノベル】大賞優秀賞を受賞してデビュー。
『しゃばけ』シリーズ、『まんんまこと』シリーズ、『つくもがみ』シリーズ、『若組様』シリーズ、『明治・妖モダンシリーズ』、『佐倉聖の事件簿シリーズ』など著書は多数あります。

私は『しゃばけ』シリーズ、『まんまこと』シリーズ、『つくもがみ』シリーズを読んでいます。全部途中ですが…。

今回は『しゃばけ』シリーズの順番を確認します。

しゃばけシリーズを読む順番は?毎回タイトルが変わる

しゃばけシリーズは巻数がついていないシリーズで、タイトルはすべてひらがなとなっています。

似たようなタイトルで似たような装丁なので、わかりづらいところもあるのです。

しゃばけシリーズを読む順番(本編)

  1. しゃばけ 2001年12月21日発売
  2. ぬしさまへ 2003年5月22日発売
  3. ねこのばば 2004年7月22日発売
  4. おまけのこ 2005年8月22日発売
  5. うそうそ 2006年5月31日発売
  6. ちんぷんかん 2007年6月22日発売
  7. いっちばん 2008年7月31日発売
  8. ころころろ 2009年7月31日発売
  9. ゆんでめて 2010年7月30日発売
  10. やなりいなり 2011年7月29日発売
  11. ひなこまち 2012年6月29日発売
  12. たぶんねこ 2013年7月22日
  13. すえずえ 2014年7月31日発売
  14. なりたい 2015年7月22日発売
  15. おおあたり 2016年7月22日発売
  16. とるとだす 2017年7月21日発売
  17. むすびつき 2018年7月20日発売
  18. てんげんつう 2019年7月18日発売
  19. いちねんかん 2020年7月17日発売
  20. もういちど 2021年7月19日発売
  21. こいごころ 2022年7月21日発売
  22. いつまで  2023年7月20日発売

毎年のように刊行しているので、出るたびに読んでいたのですが、結婚してから読んでなかったので軽くおいていかれてしまいました。

シンカ
シンカ

最新刊は『こいごころ』。単行本が2022年7月21日発売です。

文庫化は、2022年11月28日に、『いちねんかん』が出ています。

 

旦那氏
旦那氏

ここまで読んだかな?って読んでみたらとるとだすは読んでいたという…こうしてみると、本当に毎年小説出しててすごい…!

シンカ
シンカ

せっかく借りたので再読しました。うん、若だんなが蜃気楼に行っちゃったやつ読んだわ、次から多分読んでない

旦那氏
旦那氏

このようにわからなくなるので、順番は気をつけて読みましょう

本編の他に漫画や外伝などの関連本も出ています。

 

しゃばけシリーズ読む順番(外伝)

  1. えどさがし
  2. またあおう

 

えどさがしは読んだけど、またあおうは読んだ記憶がない…。

漫画版もあります。有名漫画家が何人かで描いたアンソロジー形式になっており、楽しかったです。

 

しゃばけ漫画(とくに読む順番はない)

  • しゃばけ漫画(仁吉の巻)
  • しゃばけ漫画(佐助の巻)

この他、あらすじや登場人物などが書かれている『しゃばけ読本』があります。

 



 

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『しゃばけシリーズ』はAudibleでも楽しめます!

昨年からAudibleというアプリで聴く読書を使用しておりますが、小説の内容をそのまま朗読してくれるため、音楽を聴くように楽しむことができます。

メリット

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しゃばけシリーズのあらすじ

江戸時代を舞台にした妖怪と人間のクォーター、若だんなと若だんなのまわりに集まる陽気な妖たちのファンタジー絵巻です。

時は江戸時代。体の弱い若だんなと、若だんなに仕える佐助と仁吉を始めとする妖(あやかし)たちが協力して事件を解決します。
普段はほっこりできるコージーミステリーが主軸ですが、たまに人が死んで幽霊になったりする話もあるので、ホラー要素もあります。

1.しゃばけ

しゃばけとは『娑婆気』からきています。

江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇殺人が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う……。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。
【受賞】第1回吉川英治文庫賞
【受賞】第13回 日本ファンタジーノベル大賞優秀賞
【舞台化】ミュージカルしゃばけ 2017年1月公演
【舞台化】しゃばけ 2013年4月公演
【テレビ化】しゃばけ 2007年11月24日(土)放映

出版社より引用

 


 

▼収録作品
しゃばけ

2.ぬしさまへ

きょうも元気に(?)寝込んでいる、若だんな一太郎の周囲には妖怪がいっぱい。おまけに難事件もめいっぱい。幼なじみの栄吉の饅頭を食べたご隠居が死んでしまったり、新品の布団から泣き声が聞こえてきたり………。
でも、こんなときこそ冴える若だんなの名推理。ちょっとトボけた妖怪たちも手下となって大活躍。ついでに手代の仁吉の意外な想い人まで発覚して、シリーズ第二弾、ますます快調。

【ラジオ化】しゃばけ2(2006年9月NHKオーディオドラマ)

出版社より引用

 


▼収録作品
ぬしさまへ
栄吉の菓子
空のビードロ
四布(よの)の布団
仁吉の想い人
虹を見し事

3.ねこのばば

お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばっかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって?すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも………。(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心「(産土)」他全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾の始まり始まり!

【舞台化】ミュージカル「しゃばけ」参~ねこのばば~(2018年4月公演)

出版社より引用

▼収録作品
茶巾たまご
花かんざし
ねこのばば
産土(うぶすな)
たまやたまや

4.おまけのこ

一人が寂しくて泣きますか?あの人に、あなたの素顔を見せられますか?
心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。
「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸にせまる「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。じっくりしみじみ、お楽しみください!

出版社より引用


▼収録作品
こわい
畳紙
動く影
ありんすこく
おまけのこ

5.うそうそ

若だんな、生まれて初めて旅に出る!相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに。ところが道中、頼りの手代たちとはぐれた上に、宿では侍たちにさらわれて、山では天狗に襲撃される災難続き。しかも箱根の山神の怒りが原因らしい奇妙な地震も頻発しーーー。若だんなは無事に帰れるの?妖たちも大活躍の「しゃばけ」シリーズ第5弾は、待望の長編です。

出版社より引用

 


▼収録作品
うそうそ

6.ちんぷんかん

若だんなが三途の川で溺れてる?そりゃいけねぇ。すぐに助けに行かないと!
で、三途の川ってのはどこにあるんで?ーーーー頼りになるのかならぬのか、どこかとぼけた妖たちと誰より病弱な若だんながお江戸の町を舞台に大活躍する、ご存じ「しゃばけ」シリーズ最新刊!若だんなの三途の川縁冒険譚に、若き日のおっかさんの恋物語、兄・松之助の縁談に、気になるあのキャラも再登場で、本作も面白さ盛りだくさん!

出版社より引用

 


▼収録作品
鬼と小鬼
ちんぷんかん
男ぶり
今昔
はるがいくよ

 

7.いっちばん

若だんなに元気がない?それはいつものことだけど、身体じゃなくて気持ちが鬱いでるって?こうなりゃ、誰が一番若だんなを喜ばせられるか、一つ勝負といこうじゃないかーーー。一歩ずつ大人の階段を登り始めた若だんなと、頼りになりそうでどこかズレてる妖たちが大人気の「しゃばけ」シリーズ第7弾、今年もいよいよ刊行です!

若だんな、天狗相手に大勝負!お江戸の町に散る火花、スリルたっぷりの全五話収録、シリーズ第七弾!

兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修行へ。
普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが、長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞍当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べーーーさて勝負の行方はいかに?シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。

出版社より引用


 

▼収録作品
いっちばん
いっぷく
天狗の使い魔
餡子は甘いか
ひなのちよがみ

8.ころころろ

若だんな、今度は神様に祟られた!?長崎屋を揺るがす災厄に妖たちはーーー急展開のシリーズ第8弾!!
ある朝突然、若だんなの目が見えなくなってしまったからさあ大変。お武家様から困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。目を治すための手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。一方で佐助は、こんな時に可愛い女房をもらっただって!?幼き日の一太郎が経験する淡い初恋物語も収録された、「しゃばけ」シリーズ第八弾。

出版社より引用


 

▼収録作品
はじめての
ほねぬすびと
ころころろ
けじあり
物語のつづき

9.ゆんでめて

若だんな、運命の岐路に立つ!新キャラたちも大活躍のシリーズ最新刊!
屏風のぞきが行方不明になり、悲観にくれる若だんな。もしあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった?上方から来た娘への淡い恋心も、妖たちの化け合戦で盛り上がる豪華なお花見も、雨の日に現れた強くて格好良い謎のおなごの存在も、すべて運命のいたずらが導いたことなのかーーー。一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。「しゃばけ」シリーズ第9作。

出版社より引用


▼収録作品
ゆんでめて
こいやこい
花の下にて合戦したる
雨の日の客
始まりの日

10.やなりいなり

若だんな、どうぞたっぷり召し上がれ!記念すべき第10作目。
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃日本橋通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。妖たちが大好きな食べものの”れしぴ”も付いて、美味しく愉快な「しゃばけ」シリーズ第10作!

出版社より引用


▼収録作品
こいしくて
やなりいなり
からかみなり
長崎屋のたまご
あましょう

11.ひなこまち

 

長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。さらに江戸一番の美女選びまで!? 一太郎は、みんなを助けることができるのか? シリーズ第11弾。

出版社より引用


▼収録作品

ろくでなしの船箪笥
ばくのふだ
ひなこまち
さくらがり
河童の秘薬

12.たぶんねこ

両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊……兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。成長まぶしいシリーズ第12弾。

出版社より引用


▼収録作品
跡取り三人
こいさがし
くたびれ砂糖
みどりのたま
たぶんねこ

13.すえずえ

若だんなの許嫁、決定!? 一太郎の嫁取りをめぐって妖たちが選んだ道は。シリーズ13弾。

 

若だんなの許嫁が、ついに決まる!? 幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機……騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。謎解きもたっぷり、一太郎と妖たちの新たな未来が開けるシリーズ第13弾。

出版社より引用


▼収録作品
栄吉の来年
寛朝の明日
おたえの、とこしえ
仁吉と佐助の千年
妖達の来月

14.なりたい

若だんなの一番の願いとは? 何かになりたいという望みが起こす騒動を描く五つの物語。

誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女――。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは? 願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。

出版社より引用


▼収録作品
妖になりたい
人になりたい
猫になりたい
親になりたい
りっぱになりたい

15.おおあたり

金次の富札が百両以上の大当たりで、長崎屋はてんやわんや。福を呼び込む第15弾。

長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ! 噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて――。栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。

出版社より引用


▼収録作品
おおあたり
長崎屋の怪談
はてはて
あいしょう
暁を覚えず

16.とるとだす

おとっつぁんが倒れた! 若だんなは父の命を救うべく奮闘するのだが。シリーズ第16弾。

若だんなの父、藤兵衛が倒れた! 長崎屋の大黒柱の危機に、妖(あやかし)たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世(とこよ)の国を目指すことになるのだが――。八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を見せる若だんなは父を助けることができるのか!? 不思議と怪奇に彩られた、スリル満点のシリーズ第16弾。

出版社より引用


▼収録作品
とるとだす
しんのいみ
ばけねこつき
長崎屋の主が死んだ
ふろうふし

17.むすびつき

箱根に出かけた病弱若だんなの身に、一体何が?
累計800万部を超える「しゃばけ」シリーズ最新刊!

自称「若だんなの生まれ変わり」という死神が、三人も長崎屋に乗り込んできちゃった! その上、前世の若だんなに会ったことがあると言い出す妖が続出? 前世の若だんなって、いったいどんな人だったの〜? 妖は長い時を生きる。けど、人はいずれ……。だけど、みんなと一緒なら、明日へ行ける! 大人気シリーズ第17弾。

出版社より引用


▼収録作品
昔会った人
ひと月半
むすびつき
くわれる
こわいものなし

18.てんげんつう

若だんなと長崎屋の妖(あやかし)たちが、不幸のどん底に!? 大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊!

病弱若だんなの許嫁・於りんの実家から人がいなくなっちゃったってぇ! まさか一家で夜逃げ……? こんな一大事に、兄やの仁吉は嫁取りを強要され、しかもお相手は天狗の姫!? さらに、突然現れた千里眼を持つ男は、若だんなに「救ってくれないと不幸にする」と宣言するし……。剣呑な風が吹き乱れるシリーズ第18弾!

出版社より引用


▼収録作品
てんぐさらい
たたりづき
恋の闇
てんげんつう
くりかえし

19.いちねんかん

 

ついに、病弱若だんなの後継ぎ修業が本格始動! 試練続きの一年の幕開けだ。

 

江戸の大店長崎屋の主夫妻が旅に出かけ、父から店を託された若だんなは大張り切り。しかし、盗人に狙われたり、奉公人となった妖が騒ぎを起こしたり、相変わらずのてんやわんや。おまけに江戸に疫病が大流行! 長崎屋に疫病神と疫鬼が押しかけてくるし、若だんなは無事に長崎屋と皆を守れるの〜? 波乱万丈なシリーズ最新刊。

出版社より引用


 

▼収録作品
いちねんかん
ほうこうにん
おにきたる
ともをえる
帰宅

20.もういちど

「しゃばけ」シリーズ20周年! わ、若だんなの御身に、かつてない事件が!? 不思議な十ヶ月間の幕開けだ!

酔っ払った龍神たちが、隅田川の水をかき回して、長崎屋の舟をひっくり返したってぇ! 水に落ちた若だんなは200年ぶりの天の星の代替わりに巻き込まれて……。「しゃばけ」シリーズ第20弾!!

出版社より引用


▼収録作品
もういちど
おににころも
ひめわこ
帰家
これからも

21.こいごころ

 

シンカ
シンカ

こいごころが2022年の最新刊となります

シリーズ累計940万部突破!! 感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない! 「しゃばけ」シリーズ最新刊!!

剣呑なお願いをする妖狐(ようこ)・老々丸と笹丸が現れて、またもや若だんなは頭を悩ましているってぇ! しかも笹丸は妖(あやかし)としての力が尽きかけているようで、兄(にい)やも長崎屋の妖たちもいつもと様子が違う……。あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。シリーズ第21弾。

出版社より引用

 


 

▼収録作品
おくりもの
こいごころ
せいぞろい
遠方より来たる
妖百物語
シンカ
シンカ

こいごころまで読みましたが、現代では調味料としてのみりんを「味醂でも酔えますから、宴の酒として用意しますね」と言っていたのでびっくりしました。昔はお酒として飲んでたのですね。

 



しゃばけシリーズ全体の感想

しゃばけシリーズは江戸時代のお話ですが、妖怪の祖母を持つ若だんなと、妖たちがわちゃわちゃしている物語なので、読んでて楽しくなる作品です。

シリーズの順番は、基本1話完結なのでどこから読んでも支障はないと思います。

登場人物やストーリーが前後している場合もありますので、刊行順に読むのをオススメします。

また、妖たちが食べものやお菓子を好きなのもあり、食べる描写、レシピなども出てくるのでお江戸の食文化を学ぶことも出来ます。

小説は負のエネルギーを元に物語を展開させるものが多いですが、騒動は色々あるけれども基本明るく、ほっこりした気持ちになれる小説なので私も大好きです。

 

学生時代から軽く【10年】は追いかけているシリーズです。

また、毎年コンスタントに1冊ずつ出しており、そこもすごいところだなぁ、と感じます。

騒動や事件が多少起きるものの、穏やかな心で長く読めるので、人気なのも頷ける作品です。

若だんなはほっこりするし、小鬼の鳴家がやたらかわいいので、ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

まとめ

  • しゃばけシリーズを読む順番を解説
  • 江戸時代の妖怪絵巻ファンタジー
  • ほっこりできる和気あいあいとした小説
  • でも化物や幽霊も出ます
  • ホラーほど怖くない

しゃばけシリーズは20年続くロングセラー時代小説です。

ただの時代劇ではなく、妖怪を祖母に持つ青年が主人公なのでファンタジーです。

ホラーほど怖さが中心ではないので楽しく読めます。

妖怪だけではなく、神様や付喪神なども出てきます。

どこから読んでもいいとは思いますが、刊行順に読んで行くのがオススメです。

今回は順番を中心に記事にしましたが、また感想も書いていきたいと思います。

気になった方はぜひ、読んでみてくださいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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