死物語【完結】<下>なでこアラウンドあらすじ感想とレビュー

青春怪異小説
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突然ですが、あなたは、無人島に何か一つだけアイテムを持っていけるとしたら、何を持っていきますか?

読書するための本?読書家ですね。でも、『無人島』という場所から現実逃避しているだけにも捉えられます。現実逃避には持ってこいですね。

やはり必要なのは飲み水でしょうか。テレビの番組でやっている脱出島なんかは、水を持っていくことは禁止されているので、水から作らなくてはいけないので、難儀だなぁ、と感じます。

しかし飲み水だけあっても、栄養のある食べ物を摂らなければ、いずれ体調を崩してしまいます。誰もいない島で体調を崩してしまったら、嫌ですよね?

某バラエティーでは水を作ったあとに火を起こすというパターンが多いです。

やはり水を用意してから料理出来る環境を整えるのが妥当でしょうか。

今回は、無人島のサバイバルを中心とした『死物語』<下>を紹介していきたいと思います。

 

死物語<下>ついにモンスターシーズン完結!主役は千石撫子


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死物語<下>の著者について

死物語の著者は西尾維新さんです。死物語を含めた<物語>シリーズが人気になり、ファーストシーズンからファイナルシーズンまでアニメ化されました。

『クビキリサイクル』『忘却探偵』シリーズ、『戯言シリーズ』など多数あり、著書は【累計100冊】を越えます。
詳しくは、『西尾維新20TH ANNIVERSARY MOVIE』が公式で出ておりまして、西尾維新先生脚本に声優の梶裕貴さんが声を当てた動画がありますので、是非ご覧ください。

私は<物語>シリーズと、『刀語』、『忘却探偵』シリーズを2.3冊読んでいます。

今回の死物語〈下〉でモンスターシーズンが完結になります。

 

死物語<下>のあらすじ

死物語は、上下巻で別れており、それぞれ別の主役、別の話になっています

今回の主役は千石撫子です。『なでこアラウンド』のみの長編になります。

怪異の専門家で後見人の臥煙伊豆湖から、敵の偵察をしてくれと依頼を受け、臥煙伊豆湖の教え子である貝木泥舟、死体人形の斧乃木余接と共に沖縄へ向かいます。

上巻の阿良々木暦とは違い、『例外の方が多い規則(アンリミテッド・ルールブック)』を使った強行移動ではなく、なんと、飛行機のファーストクラスを貸し切っての旅でした。

しかし、敵の攻撃に遭ってしまい、乗っていた飛行機が墜落してしまいます

撫子は1人、真っ裸で誰もいない島へ漂流します。

そこからのサバイバルはなかなか過酷なものでした…。

 

 

死物語<下>の登場人物

死物語〈下〉はひきこもりで漫画家志望の千石撫子が成長していく物語です。

 

千石撫子(せんごくなでこ)…15歳の中学生。しかし、同級生のいざこざに巻き込まれ、呪われて見えない蛇に巻き付かれてしまう。

呪いを解かれてからは学校には通っておらず、漫画家を目指して修行中。

現在は臥煙伊豆湖にお世話になっており、怪異の専門家の仕事を手伝っている。

臥煙伊豆湖(がえんいずこ)…怪異の専門家。「なんでも知ってるおねーさん」。

神原駿河の母親、臥煙遠江の妹にして神原駿河の伯母。

臥煙遠江(がえんとおえ)…臥煙伊豆湖の姉。神原駿河の母。貝木泥舟の家庭教師。

貝木泥舟(かいきでいしゅう)…忍野メメと同じ、怪異の専門家であり詐欺師です。

過去に中学生だった戦場ヶ原ひたぎをだましています。

いつも喪服のようなスーツを着ており、『不吉な男』として嫌がられています。

撫子の蛇の呪い、もとい『おまじない』を広めた張本人。

斧乃木余接(おののきよつぎ)…上巻で大活躍だった、怪異の専門家たちに作られた付喪神。死体人形。

洗人迂路子(あらうんどうろこ)…本名臥煙雨露湖(がえんうろこ)、臥煙伊豆湖の娘にして、今回の敵。

 



死物語<下>の感想


無人島へ持っていくアイテムにまさかの服が含まれる件

まさか飛行機が墜落して裸で流されるとは思いませんでした。

これはアニメには出来ないだろ。

さすがにシャフトでもアニメには出来ないだろ。と強く思います。

思いますが。しかし、なでこスネイクでブルマ一丁の撫子、スクール水着の撫子見事に描ききった実績のあるシャフトです。

中学生の真っ裸なサバイバルなんて、…ひょっとしたらアニメ化するかもしれんな、と頭をよぎりました。

某リアリティ番組の脱出島では当たり前のように服を着て行ってますからね、それもまさかアイテムになるとは。

飛行機墜落のあとのキャラたちの行方をまとめておきます。

  • 千石撫子…墜落後海に流され漂流、真っ裸でサバイバルへ突入
    自身の能力で欲しいものを絵を描けば具現化されることを思い出し、七百一中学の制服を描画。そのあと入った山で木のうろを見つけたが、ハブに噛まれる
  • 斧乃木余接…海の藻屑になるが、撫子が砂浜に描いた漫画のおかげで見事復活
  • 貝木泥舟…生身の人間で、飛行機から落ちたので、生死不明

そう考えると、撫子は本当、よく生きてましたね。

全力で死にかけてたけど。

死物語、って感じの物語ではなかったような。死物語というタイトルならば、よっぽど〈上〉の方が合っていたと感じます。

火を作る時の鬼気迫る感じはとてもよかったですよ。

アニメ化は期待しないで待ってます(多分無理だろうけどな)。

上巻の忍が阿良々木くんの血を吸う場面どころでアニメ化できるかなとか心配してる場合じゃありませんよ、すっぱだかじゃないですか!わりと衝撃的な絵。

面白かったです!!とまとめておきます。

蛇のように長いサバイバルでした。



 

旦那氏が無人島に持っていくもの(ついでに聞いてみた)

無人島に何か1つだけ持っていくとしたら、何を持っていくかという問いに私の旦那氏はこう答えました。

 

旦那氏
旦那氏

四次元ポケット

シンカ
シンカ

それはアイテムとしては素敵だけど、一つじゃないじゃん

 

旦那氏
旦那氏

四次元ポケットを1つ持っていけばいろいろ出せるんだから

確かに1つですが、なにかズルに感じてしまう私でした。

ちなみに、あとがきにあったんですが『逆に無人島に何を持って行ってもいいよ』と言われたら何を持っていくかと。それも旦那氏に聞いてみました。

旦那氏
旦那氏

同じだね、四次元ポケット

何でも出せるじゃん。荷物が少なくてすむ

 

なるほど、興味深い…。

でもそこは四次元ポケットだけで『ドラえもん』ではないんだね、と聞いたらこんな答えが返って来ました。

旦那氏
旦那氏

ドラえもんはうるさいからいらない

な、なんだってー!!なんてわがままなんだ!

ならばその四次元ポケットをどこから調達してくるのかという問いには答えはありませんでしたけれども。(笑)

ちなみに、私の場合はどちらも『水』と答えます。面白味はありませんが、食べ物より水がないことの方が大事ですからね。

撫子も作中で言っていましたが、食べないよりも飲まない方が死亡率がたかくなりますから…。

あわよくばTOKIOの5人(長瀬・山口含む)を連れていくことが出来れば、言うことはありません…。

Twitterのフォロワーさんが言ったように、石器から作ってくれそうです。

どれも非現実的なので、最終的に電波がなくても電話がかけられるという『モールス電話』に落ち着きました(笑)。

 

 

 

 

まとめ

  • 撫子が臥煙伊豆湖の依頼を受けて沖縄へ
  • 敵の攻撃に遭い、飛行機が墜落
  • 漂流した撫子は一人で無人島のサバイバルへ

全裸で無人島サバイバルとはなかなか飛ばしていましたが、最終的には決着がついたのでよかったです。

〈物語〉シリーズのモンスターシーズンが終了、ということですが次はあるのでしょうか?

アニメ化は多少、大分難しいかもですが、…でも撫子全裸にならないと力を使うこと思いつかなかったわけだし、ゴニョゴニョ…。

某バラエティー番組より遥かに大変なサバイバルでした、楽しめたのでよかったです。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。


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