『Fate/strange Fake』は面白い?小説1巻の感想とあらすじ

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シンカ
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こんにちは、元司書のシンカです

 

今回は電撃文庫のライトノベル『Fate/strange Fake』の1巻を読みましたので、その感想を書きます。
Fateシリーズといえばビジュアルノベルのゲームで有名な作品ですが、ゲームの派生作品として小説や文庫本が出ています。
原作の『Fate/staynaight』をプレイしていなくても面白いのか、ストーリーはわかるのかなどの解説もしていきたいと思います。
個人的な感想としては、スマホゲームの『Fate/Grand order』を知っていればだいたい楽しめる内容かと思います。
今回は成田良悟さんの書くスピンオフ小説ということで楽しく読ませて頂きました。アニメ化もされ、コミカライズもされているようです。
ぜひ、最後までご覧ください。

 

舞台はアメリカのスノーフィールド!

偽りの聖杯戦争の始まり


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『Fate/strange Fake』1巻の著者について

『Fate/strange Fake』の著書は成田良悟さんです。
電撃文庫で活躍しているライトノベル作家さんで、コミック化されたりアニメになったりと人気の作品があります。
マフィアを中心とした殺し屋の物語『バッカーノ!』や、日本の東京を舞台にしたファンタジー『デュラララ!!』シリーズなどがアニメ化されています。
私は『バッカーノ!』と『デュラララ!!』の原作とアニメを見ています。

 

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『Fate/strange Fake』はAudibleでも楽しめます!

Audibleというアプリで聴く読書を使用しておりますが、小説の内容をそのまま朗読してくれるため、音楽を聴くように楽しむことができます。

メリット

  • 月額1500円で12万冊以上が聴き放題になります
  • 倍速で聴くことができ、作業中でも音楽を聴くように本を読むことができます。
  • アニメの声優さんが朗読してくれるので耳が幸せです。
  • 実はまだ配信は開始しておりませんが、1巻は2024年8月16日配信日から聞き放題対象作品です。
  • 車の中で本を読むと車酔いしたりしますが、Audibleでは音楽を聴くように小説が読めるので車酔いの心配はありません。
  • 紙の読書のように目を酷使しないので、目にも優しいです。

 

デメリット

  • 話題になった本やメディア化された本はあるが、Audibleにない本もある。
  • 作業しながら聴くので集中ができない。
  • あまり聴かないときは料金が高く感じる

使わない場合はすぐ退会できるので、そこもポイントだと思います!
紙の本で購入すると1冊1700円ほどしますので、【12万冊聴き放題】はお得です。

 

『Fate/strange Fake』は面白い?Fate原作を知っていれば面白い

『Fate/strange Fake』は奈須きのこさん率いるTYPE MOONのゲーム『Fate/staynight』が原作です
Fateシリーズとしては『Fate/staynight』が大元なので、このアニメを見ておくと大体のストーリーを把握することが出来ます。
順番としては、『Fate/staynaight』を見たあとに派生作品の『Fate/Zero』を見ておけば面白く読めると思います。
ただ、この作品だけ読んだだけでは難解な部分もあるので、原作のビジュアルノベルゲームをプレイするか、アニメを鑑賞してから読んだ方が面白いです。
個人的には『Fate/staynaight』と『Fate/Zero』は見ているので問題ないのですが、それでもわからないキャラクターなどはいるので『第3次聖杯戦争』まで把握したらもっと面白いと思います。

 



『Fate/strange Fake』1巻のあらすじ

舞台はアメリカですが、日本で開催された『第五次聖杯戦争』と『第四次聖杯戦争』の概要をしっておけば面白く読める内容です。

あらゆる願いを叶える願望機「聖杯」を求め、魔術師たちが英霊を召喚して競い合う争奪戦ーーー「聖杯戦争」。
日本の地で行われた第五次聖杯戦争の終結から数年、米国西部スノーフィールドにおいて次なる戦いが顕現する。
ーーーーそれは偽りだらけの聖杯戦争。
偽りの台座に集まった魔術師と英霊達。
これが偽りの聖杯戦争であると知りながら―――彼らはそれでも、台座の上で踊り続ける。
真偽などは彼岸の彼方。
聖杯ではなくーー他でもない、彼ら自身の信念を通すために。
そしてその時、器に満ちるのは偽りか、真実か、それともーー。
TYPE MOONの大人気ビジュアルノベル『Fate』、成田良悟が描く新章始動!!

出版社より引用

 

 

 

『Fate/strange Fake』1巻の登場人物

登場人物は多いので、とりあえず説明できそうな人たちをば。

セイバー陣営

  • アヤカ・サジョウ…日本からスノーフィールド市へやってきた旅行者。年齢は10代後半ほどで、肩下の長さの髪を金色に染めた眼鏡をかけた女性。
    右手、右肩、背中、左肩・左手に令呪を持つが魔術師ではない。
    日本の冬木出身で、国内でホラーからの逃亡を続けている
  • セイバー…偽りの聖杯戦争の最後のサーヴァントとして召喚された剣士のサーヴァント。
    アーチャー陣営
  • ティーネ・チェルク…アーチャーのマスター。褐色肌に艶やかな黒髪、白いドレスを纏う10代前半の少女。
  • アーチャー…真名、ウルクの王ギルガメッシュ。第五次聖杯戦争、第四次聖杯戦争にも参戦。
    バーサーカー陣営
  • フラット・エスカルドス…バーサーカーのマスター。時計塔に所属する魔術師の若者。ロード・エルメロイⅡ世の最古参に当たる弟子。

 

 

 

『Fate/strange Fake』1巻の感想


私もすべての『Fate』シリーズを見ているわけではありません。
Fateシリーズはたくさんありすぎて、一度沼にハマるとなかなか出てこられない恐ろしいゲームです。
もう『Fate文学』って言っちゃってる人たちを全面的に支持したいくらいのテキスト量。スマホゲームになっても文字数は変わりません。
そしてあの成田さんがスピンオフを書くのです。
長くならないわけがなかった。
それにしてもです。
1巻がまるまるサーヴァント召喚のみに使われるとは思ってもいなかった。
1巻がまるまるプロローグ、それもサーヴァントとマスターそれぞれのプロローグです。
バトルがまったくないかと言えばそうでもなく、呼び出された瞬間に宝具ぶっぱなす感じの人たちもいますね。
『Fateシリーズ』はスマホゲームの『Fate/Grand order』もプレイしているのですが、それをプレイしていればたいていのキャラは理解できるはずです。
しかし私は『第3次聖杯戦争』を履修していないため、今回のセイバーのマスターちゃんについてはオリジナルについてもわかりません。
ですので、おとなしく続編を読むしかありません。
ううむ、『第3次聖杯戦争』も履修するべきか否か、悩むところです。

聖杯戦争とは

聖杯戦争とは、かつて日本のとある地で起きた「第五次聖杯戦争」をさします。
聖杯が顕現する前に、かつての英雄が受肉して七騎顕現します。
『サーヴァント』と呼ばれるその使い魔は、召喚した魔術師とペアを組み、最後の一組になるまで戦い続けます。
サーヴァントは仮の受肉であるため、『生きた人間』である魔術師を失うとこの世に顕現していることはできません。
かつての英雄は誰かわかる『武器』を所有しており、その武器は『宝具』と呼ばれます。
日本の冬木市で起きた『第五次聖杯戦争』はすべてのFateシリーズの大元であり、『Fate/staynight』と、第五次聖杯戦争から10年前に起きた『第四次聖杯戦争』である『Fate/Zero』を履修しておけば充分面白い作品となっております。
ただ、その二つ以外の要素もあるので『第三次聖杯戦争』も履修できるならしたほうがいいと思います。

 



フラットについて

彼は1巻からいいキャラをしていた。聖遺物を使ってサーヴァント召喚しなくちゃいけないのに、聖遺物を先生が景品で当てたレプリカで召喚しちゃうところが面白過ぎる。彼の今後は期待。
とりあえずFGOのイメージしかないから、ジャックはあの水着の女の子しか思い浮かばないんだけどどうも姿が違うらしい。
1冊全部プロローグでほぼサーヴァント呼び出すだけの小説でしたが、呼び出された瞬間に宝具ぶっぱなしたりなかなか衝撃な展開に。
とりあえず4巻まで読んでいるので、随時感想を書いていきたいと思います。
これだけでもアニメ化されているので面白いですよ!やはりギルは迫力が違う。

ギルガメッシュについて

ギル様はさー。どこの聖杯戦争にもいるよねー。この人出てくるともう安心感すらある。FGOのイベントでもちょくちょく出演してますね。アルトリアに次ぐFateの顔なんじゃないかしらと思うレベルです。
今度は乱入じゃなくてちゃんと召喚されたみたいで一安心…って何が?
ギル様はFGOでも星5サーヴァントでレベル強すぎるからぜひ私のカルデアにも来てほしいところです。

 

 

『Fate/strange Fake』が好きな人にはこちらもおすすめ

『Fate/strange Fake』と同じ電撃文庫から出ている作品で、ゲームをクリアしないで死んでしまうと現実の肉体も死んでしまうという過酷なデスゲーム、川原礫先生の『ソードアートオンライン』をおすすめします。
SF好きにはたまらないかもしれない。

 

クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する──。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずログインした約一万人のユーザーと共に、その過酷なデスバトルは幕を開けた。 SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。 クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険(クエスト)を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことになってしまう。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし……。果たして、キリトはこのゲームから抜け出すことができるのか。 第15回電撃小説大賞<大賞>受賞作『アクセル・ワールド』の著者・川原礫!

Amazonより引用

 


まとめ

今回は電撃文庫のライトノベル『Fate/strange Fake』の1巻を読んだのでその感想を書きました。
聖杯戦争と言ってもたくさんありますので、とりあえずの概要と本編のスピンオフで作者が違う、ということだけはお伝えしておきます。
しかしアニメ化もされておりやはり『Fate』ですのでみどころはたくさんあります。

  • 1巻のすべてが聖杯戦争のプロローグ
  • 登場人物が召喚されたり、戦ったりする
  • 聖杯を手にすると願いが叶うと言われる願望機
  • サーヴァント(使い魔)と魔術師で7騎揃ってから最後の一人になるまで戦う

 

こんな感じの出だしですが3月に新刊が出るなど勢いのあるFateスピンオフなので、これからも読んでいきたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 


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