ドアを開けたら【大崎梢】あらすじ感想レビュー

ミステリ
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シンカ
シンカ

こんにちは、シンカです

今回は私にしては珍しいミステリー本の紹介です

旦那氏
旦那氏

ど、どちらさま?

シンカ
シンカ

いやだな、シンカですよ

旦那氏
旦那氏

いつもと違い過ぎる…

今回紹介する本は、『ドアを開けたら』というミステリー小説です。

知人の家を主人公が尋ねたら、とんでもないものを見つけてしまいました。

通報するのか、しないのか?

遺体は自然に亡くなったのか、それとも別の要因があるのか?

主人公の鶴川と、高校生の紘人の妙なコンビで謎を考えていきます。

2時間ドラマを見ているような、楽しい作品でした。

マンションで思わぬ事件に巻き込まれるミステリー

 


 

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『ドアを開けたら』の著者について

『ドアを開けたら』の著者は大崎梢さんです。

出版は祥伝社、274ページの長編ミステリーになっています。

大崎梢さんは東京都生まれの方で、2006年『配達あかずきん』でデビューしています。『サイン会はいかが?』『平台がおまちかね』『本バスめぐりん。』『めぐりんと私。』などの書店や出版社、図書館を舞台にした作品を多数描いています。

私は『ドアを開けたら』が初めて読む作品なので、他の作品も読んでみたいと思います。


『ドアを開けたら』を読んだきっかけ

Twitterでブロガー仲間のまにこさん(@mani_ko_3)が、アイコン企画で私を描いてくれたのですが、イラストの私が持っていた本が『ドアを開けたら』でした。

持っている本はまにこさんが私に読んで欲しい本をイラストに描きこんでくれたのです。

シンカ
シンカ

文庫本ではなく、ハードカバーの表紙を描きこんでくれました。

 

この時は読んでいなかったので、「これは読まねばならん!」となりますね。

実際の本を見てみたらしっかり厚みや表紙の装丁、背表紙まで描かれていたので感動しました。まにこちゃん、ありがとう!!

こんな本の勧め方もあるんだなー、と驚いています。

肝心のイラストはリプ欄にあったので、ここで画像を張っておきます。

ぜひ拡大版で見てください…!(自慢したいだけか)

 

 

 

 

 

『ドアを開けたら』のあらすじ

独身中年おじさんと、男子高校生が事件に関わっていくミステリーです。

あったはずの遺体が消えた!?

扉の向こうで何があった!?

鶴川佑作は横須賀のマンションに住む、独身の五十四歳。借りた雑誌を返すため、同じ階の住人・串本を訪ねた。

だが、インターフォンを押しても返事がなく、鍵もかかっていない。

心配になり家に上がると、来客があった痕跡を残して串本が事切れていた。

翌日いっぱいまで遺体が発見されては困る事情を抱える佑作は、通報もせずに逃げ出すが、その様子を佐々木紘人と名乗る高校生に撮影され、脅迫を受けることに。

翌朝、考えを改め、通報する覚悟を決めた佑作が紘人とともに部屋を訪れると、今度は遺体が消えていた……。

小説のあらすじより引用

 

『ドアを開けたら』の登場人物

鶴川佑作(つるかわゆうさく)

独身無職の五十四歳。長年勤めた会社を辞め、求職中。部屋は【511号室】

佐々木紘人(ささきひろと)

マンションに住む身内のところに、半居候状態の高校生。現在諸事情により不登校中。

串本英司(くしもとえいじ)

【502号室】の住人。写真が趣味で海外で撮った写真などを自宅に多数飾っている。

七十歳以上で高齢の男性。

律子(りつこ)

串本の姪。母親が串本の妹。バツイチの出戻りでパートの仕事をこなしながら、母親の介護をしている。

沼田さんの奥さん

【503号室】の住人。60代後半の佑作ともよく話すおばさん。リリという猫を飼っている。

『ドアを開けたら』の感想


鶴川と紘人について

まさかこんなに二人がコンビになって、事件解決に関わっていくとは思いませんでした。

カップラーメンをよくすすっていたので、この本を読んでついみどりのたぬきを買いに行きました。

次は赤いきつねかな!ちなみに私はみどりのたぬき派です

2人が、年齢の差はあっても仲良く事件を解決していくのでうっかり萌えるところでした。萌えをありがとうございました…。

 

串本さんについて

鶴川さんが、紅茶のカップを気にしていたので、てっきり来客に毒を盛られて亡くなった殺人事件かと早合点したら全然違いました(笑)

串本さんが水面下で動いていて、その理由を読んだ時にうるっとなりました。

仲良かったのに亡くなってしまって残念です。

それにしても通報しない人の多さよ…。

鶴川さん第一発見者じゃないじゃん!

独り身だと思ったら実はそうでもなく、それが事件の鍵になったりして繋がっていくので面白かったです。

 

猫のリリについて

【503号室】の沼田さんが飼っている猫のリリちゃんが大活躍でした。

ネタバレになってしまうのでここまでにしておきますが、沼田さんの猫がキーパーソンでしたね。

沼田さん本人も顔が広かったです。

アパートの住人について

私もアパートに住んでいたことがありますし、現在は借家住まいですが、隣人とはせいぜい顔を合わせたら会釈くらいなものです。

下手したら隣のおばさんと顔を合わすのは3ヶ月ぶりくらいだし、反対隣に住んでいる人に至っては会釈どころか姿を見たことがない、なんてこともあります

向かいのお宅は出会うから会釈するけど、名前すら知らないので…。

私の住んでいる田舎でも、そんなレベルです。

事件が起きる前から周りの住人の顔と名前を知っている時点で、鶴川さんコミュニケーション能力あるなぁ、と思ったくらいでした。

田舎よりコミュ力ある。(笑)



まとめ

  • 主人公が知人宅で遺体を発見
  • それをきっかけに高校生と協力しながら事件にかかわっている
  • 鶴川さんかなりのコミュ力
  • カップラーメンをよくすすってるから食べたくなる
  • 文体はわかりやすく、読みやすい

 

今回は私にしては珍しいミステリーものでした。読んでみたらしっかり感情移入もできたので、とてもよかったと思います。

素敵な本を紹介していただいてありがとうございました!

気になった方はぜひ読んでみてくださいね。


 

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