【小説】三千円の使いかたあらすじと感想レビュー

小説
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シンカ
シンカ

あなたは三千円をどのように使いますか?

本を買う?それとも投資する?

美味しい紅茶を淹れるためのポットを買う?

今回紹介するのは、主人公のおばあちゃんが言った「三千円の使い方で人生が決まるよ」という言葉から始まる、お金にまつわる家族小説です。

三千円の使いかたを読んで、とても共感出来る部分もあったし、逆に「え?」と考えさせられる部分もありました。

だんだん『三千円の使いかた』というタイトルからは離れていきますが、それぞれの登場人物が、自身に直面するお金の問題に向き合っていくお話です。

 

 

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三千円の使いかたを読んだきっかけ


女性がお金について真剣に考える小説です。

病院の待合室で待っていた時に、隣に座っていた女性が『三千円の使いかた』を読んでいたので、気になって手に取りました。図書館に『三千円の使いかた』の単行本があったので借りてきましたが、とても有益な情報が入っているので、もう一度読みたいと感じています。

  • 固定費の見直し
  • 資産運用についての説明
  • 節約の仕方
  • 老後に関する考え

など登場人物のエピソードを交えながら教えてくれるので、手元に置いておきたいと考える一冊です。

三千円の使いかたの著者について

『三千円の使いかた』の著者は原田ひ香さんです。

原田ひ香さんは1970年、神奈川県生まれの方になります。

2006年『リトルプリンセス2号』で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞を受賞しておられます。

2007年には『はじまらないティータイム』で第31回すばる文学賞も受賞しています。

著書に、『東京ロンダリング』『失踪.com東京ロンタリング』『アイビー・ハウス』『人生オークション』『母親ウェスタン』『彼女の家計簿』『ミチルさん、今日も上機嫌』『三人屋』『復讐屋成海慶介の事件簿』『虫たちの家』『ラジオ・ガガガ』『ランチ酒』など著書は多数です。

私は今回の『三千円の使いかた』が初めて読む作品なので、いずれ他の著書も読んでみたいと思います。

 



三千円の使いかたのあらすじ

三千円の使いかたは、色んな世代の女性が人生のピンチについて考える小説です。

御厨家の人々

 

  • 御厨美帆(みくりやみほ)【24歳】、社会人2年目。最初は自分の働いている会社に不満はなかったが、先輩のリストラを見て衝撃を受ける。保護犬を迎える家を買いたいと、節約と貯金に目覚める。貯金額は【30万円】
  • 井戸真帆(いどまほ)【29歳】、美帆の姉。子育て中の専業主婦。お小遣いサイトやアンケートサイトなどを使ったプチ稼ぎに夢中。元は証券会社に勤めていたせいか、貯金・節約について詳しい。貯金額は【600万円】
  • 御厨智子(みくりやともこ)【55歳】、美帆・真帆の母親。病気で10日間入院したが、夫が料理を全く作れない人なので休み休み作る。デリバリーにしようとしたが、食べたいものがなかった。娘たちの学費や急な出費により【800万円】あった貯金が【100万円】ほどに減ってしまっている。
  • 御厨琴子(みくりやことこ)【73歳】、美帆・真帆の祖母。貯金は【1千万円】ほどあるが、これからの老後に不安を持つ。商店街の飲食店で、週3回のパートを始める。

安生ときなり

御厨一家に関わる小森安生(こもりやすお)などのエピソードもありますがこちらは節約や貯金というより、記者でライターのきなりとのエピソードが強いです。

これらの短編集で6話から構成されています。

三千円の使いかたの感想


御厨一家を中心に節約、貯金に対する境遇を描いた小説です。

最初に驚いたのは、お姉ちゃんの真帆が専業主婦なのにしっかり貯金額を増やしていること。夫の給料があるからとはいえ、やりくりをするのは大変だと思います。

しっかりしているなと感じたのはもう一つ。実家のそばに住んで、夕食などを食べていく、夫のお弁当まで包んでいく、日用品や必要なものは実家や祖母の家から拝借していく…。

利用できるものは全て利用してる感じが逞しいですね。

すっかりおばあちゃんからギャングと言われている始末です。

そういう私も、実家のそばに住み、食材や日用品などをもらったりしている立場なので、強くは言えませんが…。夏になると実家で作っている夏野菜が食べきれないほど来ることもあります。

シンカ
シンカ

産地直送だから安心して食べられるね!

親には感謝しかありません…。食べきれないときは友人に配ったり隣人に分けたりしています。

対する美帆は、社会人2年目のせいか貯金はあまり意識していないので貯まっていないようです。

家賃もスマホ代も高い。固定費の見直しや資産運用って大事なんだな、と感じました。

私は資産運用は怖くて手を出していませんが、格安スマホに変えたり、ポケットWi-Fiのプランを安いプランに変えたりと工夫はしている…つもりです、はい。

小さなところから始めよう、ということで100円貯金や、飲み物を水筒に入れて持っていくなどの細かな節約を美帆も意識していきます。

節約・貯金の講座に出席して意識改革をしていたので、そこまでは難しいなと感じました。

出来るところからやっていくのが大切かな、と思います。

73歳のおばあちゃんがパートを始めたのも衝撃でした。

私が働いていたスーパーでは70歳が定年だったからです。

その年で働こうとするのも凄いし、週3とは言え接客業なので大変だと思います。

しかし、働いている姿は生き生きとしていて孫の真帆が涙ぐんでしまうほどです。

おばあちゃんも曾孫がいるとは思えないくらい元気だし、パワーをもらえます。

戦中の家計簿の歴史なども解説してくれてためになりました。

対してお友達の小森さんよ…。彼はもう少ししっかり考えてほしいですね!

お金のことも、女性関係のことも。

なかなかショッキングなエピソードでした。

短編が途中で終わってたからハラハラドキドキですよ…。

最後に結末判ったからいいけど。

きなりさんがかわいそうで泣いた。



 

まとめ


  • 節約・貯金にまつわる実用書かと思って読んでみたら小説
  • 20代から70代までの女性が、人生のピンチを明るく乗り越えていく
  • 73歳のおばあちゃんが素晴らしい
  • 男性陣はヘタレが多い
  • ボーナスのある正社員についての講座だったけどパートについても言ってほしかったかなという願望

貯金や資産についてはあまり真剣に考えていなかったので、お金について考えるいいきっかけになりました。

色んな世代のお金の悩みを垣間見ることができてとても勉強になります。

また、家族ドラマのように楽しめるので、節約・貯金についても楽しく学べます。

美帆がブログを始めたので親近感が湧きました(笑)

気になった方は、手に取って読んでみてくださいね。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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