【小説】2.43清陰高校男子バレー部のあらすじと感想、レビュー

小説
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シンカ
シンカ

こんにちは。図書館が好きでよく通っています、シンカです。図書館で働いていたこともあります。

 

 

今回紹介する小説は、福井県が舞台の男子高校バレー部のお話です。

 

バレーボールなんてやったことないし、ルール知らなくても読めるかしら?

 

バレーボールはやったことないからルールがわからない、なんていう方も巻末にしっかりゲームの流れや、ポジションなどを説明してくれているので楽しめる作品です。

 

旦那氏
旦那氏

運動音痴なのによくスポ根読むよね

 

 

シンカ
シンカ

いったんハマると沼に落ちます

なかなか沼から上がれません

 

 

 

旦那氏
旦那氏

…実際にプレイしたことなくても

このようにこじらせることもあります

是非読んでみてください

 

 

 

 

2.43 清陰高校男子バレー部は福井県で春高を目指すスポ根小説


 

▼この記事はこんなあなたにオススメ

  • スポーツ漫画をよく読む人
  • ハイキュー!!を知っている人
  • 学園ものが読みたい人
  • 2.43のアニメを見て原作に興味を持った人

 

 

 

 

 

 

 

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2.43清陰高校男子バレー部の著書について

 

2.43清陰高校男子バレー部の著者は壁井ユカコさんです。

沖縄出身の父と、北海道出身の母を持つ信州育ち、東京在住の方です。旦那さんは福井県出身の方ということです。

 

学習院大学経済学部経営学科を卒業しておられます。

 

第9回電撃小説大賞の《大賞》を受賞しています。

2003年に『キーリ 死た者たちは荒野に眠る』でデビュー。

既刊は9巻出版されています。

私は『キーリ』も読んでいますが、どこまで読んだか記憶になく…。

何故か実家に『キーリ』の絵本が眠っています。

 

 

2.43清陰高校男子バレー部を読んだきっかけ

ハイキュー!!で繋がっているフォロワーさんから、「ハイキュー!!好きなら是非読んで!沼に、沼に落ちるから!」と熱く勧められたのがきっかけです。

 

その方は福井県まで聖地巡礼に行くほど2.43の大ファンもとい、沼にドボンと落ちてしまったそうなので、ハイキュー!!好きな私はずっと読みたいなと思っていました。

 

が、積読を消化していたりとなかなか読む機会が遠のき、今回やっと手に取った感じです。

 

アニメが始まる前に勧められていたのに、アニメが終わってから随分経って原作に手を出しました。

アニメは終わってしまったので未視聴ですが、小説は面白いので読んでいきたいなと思います。

 

 

 

2.43清陰高校男子バレー部のあらすじ

 

単行本の構成は五話になっています。

章ごとに登場人物が変わっていくので、章ごとにあらすじを追っていきます。

第一話 少年ユニチカ

灰島公誓(はいじまきみちか)が、東京から福井県に引っ越してきます。

幼少の頃、福井県に住んでいたということで戻ってきたようです。

中学で起きたトラブルがもとで転校してきました。

幼少の頃から幼馴染だった黒羽裕仁(くろばゆに)は、声をかけましたが年長の頃とは性格が違ってしまったのか、そっけない態度に違和感を覚えます。

灰島が当然のように入ったバレー部で、幽霊部活でほとんど活動していなかったバレー部が息を吹き返します。

黒羽もバレー部でしたが、練習がほとんどなかったのでガラの悪い従弟とつるんでカラオケに行ったりしていたのです。

 

誰もいないバレー部で、灰島だけが一人で練習しています。

そんな灰島を見た黒羽が、ひょんなことから練習に加わるようになりました。

活動していると不思議なもので、今まで幽霊部活だった練習に人が戻り始めます。

6人制で試合が出来る人数になりました。

そして、部活として息を吹き返したバレー部は、県大会に出られるまでになります。

ここで初めて、黒羽がアタッカー、灰島がセッターの試合が見られます。

 

ただ、初めての試合で緊張したのか、1回戦は調子よかった黒羽が、2回戦はガタガタになります。

 

準決勝まで進んだものの、その先は…。

 

第二話 ドラキュラといばら姫

第二話は、清陰高校の女子バレー部の末森荊(すえもりいばら)視点で進んで行きます。

 

こちらは試合というより、末森荊(すえもりいばら)を中心とした人間関係が軸になっています。

 

特に同級生で、特殊な事情を抱えた棺野秋人(かんのあきと)との関係性が見どころです。

 

名前は体を表すと言いますが、かんの、という漢字が『菅野』ではなく、『棺』を使うところも設定とぴったりでした。

 

なぜドラキュラと呼ばれていたのか、その事情がわかる話です。

 

第三話 犬の目線とキリンの目線

第三話は、三年生の先輩の話になります。

163㎝のアタッカー小田伸一郎(おだしんいちろう)と、193㎝でミドルブロッカーの青木操(あおきみさお)。小田がバレー部の主将で、青木が副主将です。

インターハイで負けてしまったので、夏休み明けの春高バレーの県予選の練習をしないといけない時期でしたが、学校の球技大会をやることになり、球技大会をワンクッション挟む形になってしまいました。

 

しかしこの球技大会で、中学の時の大会でいざこざがあった黒羽と灰島が敵チームで対戦し、灰島がバレー部に入部することになりました。

 

一緒に試合をしていた大隈優介(おおくまゆうすけ)も、ラグビー部からバレー部に転部します。

清陰高校男子バレー部が、天才セッターの灰島公誓(はいじまきみちか)を獲得したのでした。

 

第四話 漂流ユニチカ

晴れてバレー部に入部した灰島でしたが、黒羽とのいざこざがまだ完全に解消になっていませんでした。

しかし春高県予選のための合宿が始まります。

5日間の合宿のうちに2人のぎくしゃくした関係をなんとかしようと、2年生の先輩たちが肝試しを仕掛けて来て…。

 

合宿のあと、秋季大会の試合です。

 

そして、ここでも問題が起きました。

 

1回戦は調子がよく準決勝まで勝ち進んだのですが、主将の小田から準決勝出場辞退の連絡が来ます。

 

第五話 スタンド・バイ・ミー

黒羽がケンカに巻き込まれケガを負い、ガラの悪い従兄弟と一緒にいたことを追求されました。

 

が、黒羽は頑なにこのケガは従兄弟とは関係ない、と言い募ります。

 

疑いが晴れないため、バレー部は秋季大会の準決勝出場辞退、活動休止まで追い込まれてしまいました。

その活動停止中、突発的に2人で東京へ行くことになります。

 

中学の時、トラブルにあった銘誠に向けて。

 

2.43がもっとわかるバレーボール初級講座

今回は試合は多くなく、人間関係のいざこざが中心に描かれたお話でしたが、バレーボールのルールやポジションをちゃんと巻末で教えてくれるので親切です。

 

ただ、もう少し作中に説明があってもよかったかな、と感じました。

 

2.43というタイトルの意味は作中で回収されます。


2.43清陰高校男子バレー部のみどころと感想

福井県の方言が強い

舞台が福井県なので、キャラ達のほとんどが方言が強い印象でした。

 

東京から戻ってきた灰島くんだけは標準語でしたが、そのうち方言がうつっていくんだろうなぁ、と思うとほほえましいです。

「ほうけ?」や「一本打ってみるけ?」

などの「け」を語尾につけるのは、私の地域にもあるので関西と関東両方が混ざっているのかな、と思ったらどうやら関西と東北弁が混ざっているようです。

私も日常的に「ほうけ」とか言うので、あれ、甲州弁混ざってる?と思ったくらいでした。

私が方言強い地域にいるので、つい気になってしまいます。

 

棺野秋人について

1話ごとに登場人物が変わり、場面も変わります。個人的には2話の『ドラキュラといばら姫』の2年生の話が好きでした。

 

2年生の先輩が1年生だった頃の回想からスタートし、女子バレー部で練習していた棺野秋人(かんのあきと)がよかったです。

健康上に問題があってもストイックにバレーを続けるのは好感が持てます。

荊ちゃんとはもう少し進展が欲しい。

 

黒羽裕仁について

ユニは周りから「ボン」と言われてるだけあって甘ちゃんでした。

そもそも、中学の時の試合の件も謝っていないし、今回もユニがしっかり説明をしていれば絃子がバレー部にあやまりに来る必要もありませんでした。

活動停止になっていた時も、謝るどころか皆が自主練してる時にしっかり休んでいたし、曖昧な態度を取り続けていました。

「お前自覚しろよ、お前1人のせいで国体と春高がフイになったんだぞ」

と言われても当然だと思います。

 

しかも、そのあとのユニのセリフが、

「だったら東京へ戻ってバレーをやればいい」ですからね。

売り言葉と買い言葉にしてもひどい。

それでいつの間にか和解した空気になって、「一緒に清陰でバレーしよう」とか言われてもー…。

 

さらにはその流れで2人で学校をサボって東京に行くとか、感情移入するにも少し無理のあるお話でした。

 

全体としては面白いですが、ユニの問題児っぷりが抜きん出ていて理解が難しかったです。

 

素直に「身内の内輪揉めです」と言って謝れば、活動停止にもならなかったし、絃子が部まで謝りにくることはなかったと感じます。

確かに東京での試合はよかったけれども!それまでの経緯はイマイチだったので、ユニの今後に期待です。

 

ちなみに2年生の棺野や他の部員は、いつでも招集に応じられるように練習してましたということで、やはりユニの好感度は下がってしまいます。

 

今後に期待です。(大事なことなので2回言いました)

 



 

 

2.43清陰高校男子バレー部とハイキュー!!の違いとは?

 

週間少年ジャンプで連載されていた『ハイキュー!!』と似ている、ということで比較してみたいと思います。

ルールの説明などはハイキュー!!の方がしっかり説明してくれていた印象です。

ストーリーは2.43の方が選手1人1人の心情までしっかり掘り下げていたかな、と感じました。

 

2.43とハイキュー!!の共通点

 

 

  • 天才セッターが中学の時にトラブルにあい、その中学でプレイ出来なくなった
  • スパイカーが超初心者
  • 中学の話から始まり、高校で一緒にプレイして春の高校バレーを目指す
  • セッターの灰島くんが、性格は影山だけどビジュアルがツッキー
  • 2年の大隈のビジュアルが、烏野コーチの鳥養くんに激似でびっくりした

 

…このくらいでしょうか。

公式サイトを見たら、大隈が鳥養くんにしか見えなかったんですが…。

ゲフンゲフン。

 

ストーリーの流れは同じですが、(目指すところが同じなため)試合というより人間関係に重きを置いたストーリーだったので、『ハイキュー!!』とはまた違う楽しさがあります。

 

ユニがもう少ししっかりしてくれたら…。日向と違ってブレブレですから。

2.43はアニメ化もされているので、アニメも見たいです!


まとめ

 

  • ユニチカが中学から清陰高校に進み、さぁ春高の全国大会を目指すぞ、というところまで
  • ストーリーだけではなく、キャラもハイキュー!!と共通点が多い
  • 主人公がヘタレ
  • 人間関係に重きを置いたストーリー

もともと興味を持っていた作品だったので読んでいて楽しかったです。

今回は清陰高校のみのお話ですが、次回からは春高の県予選で、他校も絡んでくるので、試合も激しくなってくると思います。

あらすじと感想をまとめていますので、興味があったら読んで見てください。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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