こんにちは、シンカです。
今回は、シリーズ累計【3,000万部】を越えた大人気の異世界ファンタジー『転生したらスライムだった件』のライトノベルを紹介します。
『転スラ』の愛称で親しまれる本作は、小説を原作とし、漫画化やアニメ化、【2022年11月25日(金)】に映画化されるなど、様々なメディアで人気の長編小説です。
そんな勢いのある『転生したらスライムだった件』ですが、今回は原作小説一巻から読んでみました。
結論としては、転生ものはあまり好きではないのですが、これは物語のテンポもよく、楽しく読めました。
実は以前読んだのですが三巻で止まってしまっていたので、おさらいも兼ねて一巻から再読しました。
シリーズ累計3,000万部突破!おっさんからスライムへ!大人気ファンタジー
『転生したらスライムだった件』小説一巻を読んだきっかけ
私の旦那氏が転スラシリーズを好きで、家に小説が【一巻から二十巻まで】揃っています。
小説だけではなく、漫画版も発売しては購入しており、自然に目にする機会が増えました。
ちなみにアニメ化されていた時は、何度も同じ回を繰り返し見たり、アプリのゲームなどもプレイしていました。
アニメは微妙だけど、小説は面白いから!
アニメの一期は中途半端に終わったから今後に期待する
シズさん大好き!
ここまでファンなら面白いだろうなー
そう思い、読み始めたのがきっかけです。
RPGのゲームが好きな人、
ファンタジーが好きな人にオススメの小説だよ!
読み応え抜群!
『転生したらスライムだった件』小説の著者について
『転生したらスライムだった件』の著者は伏瀬さんです。
小説投稿サイト「小説家になろう」で、【2013年2月20日】から連載されていたWEB小説を大筋プロットとして大幅に改訂し、【2014年5月】よりGCノベルス(マイクロマガジン社)から刊行されています。イラストはみっつばーさんです。
原作の小説は現在でもWEB上に公開されており、いつでも読むことが可能です。
単行本には書き下ろし小説が載っています。単行本とWEB上の小説では多少異なるところがあり、両方読んでも楽しめる仕様になっています。
漫画化やアニメ化、映画などありますがかえで文庫から児童書も刊行されております。
『転生したらスライムだった件』小説一巻のあらすじ
日本人の男性が、スライムに転生するお話です。
何という事もない人生を送っていた三上悟は、通り魔に刺され【37年】の人生に幕を閉じた………はずだった。ふと気がつくと、目も見えなければ、耳も聞こえない……。そんな状況の中、自分があの”スライム”に転生してしまった事に気づく。最弱と名高いモンスターである事に不満を感じながらも、お気楽スライムライフを満喫する三上悟だったが、天災級のモンスター“暴風竜ヴェルドラ”と出会ったことで運命は大きく動き出すーーーー。
ヴェルドラに“リムル”と名付けてもらい、スライムとして新たな異世界生活をスタートさせた矢先、ゴブリンと牙狼族との争いに巻き込まれ、いつしかモンスターたちの主として君臨することに………。
相手の能力を奪う『捕食者』と世界の理を知る『大賢者』、二つのユニークスキルを武器に最強のスライム伝説が今始まる!
書き下ろし番外編『ゴブタの大冒険』収録
出版社より引用
転スラは日本と行き来することは出来ないようですが、魔王に召喚されたり、転生したりすることで異世界にやってくるようです。
『転生したらスライムだった件』小説一巻の登場人物
※アニメのオープニングが流れます。
小説の一巻に出てくる主要な人物をあげていきます。
- 三上悟(みかみさとる)…東京に住む【37歳】独身のナイスガイ。彼女はいないが、気ままな独身生活である。通り魔に刺されて転生したら人間ではなくなっていた。
異世界転生者や異世界召喚者は元の世界への未練などに基づいたスキルを獲得する。
彼の場合は刺殺だったため『血液が不要な身体』であるスライムに転生した。その際、『痛覚無効』を獲得している。
30代まで童貞だったら魔法使いになれるという俗説を思い出し、その連想により40目前でもうすぐ賢者・大賢者も夢じゃないと考えていたことと、来世では(女性を性的に)喰いまくるなどと考えていたため、『大賢者(エイチアルモノ)』と『捕食者(クラウモノ)』の二つのスキルを獲得している。 - リムル・テンペスト…三上悟の魂が異世界に渡り、生まれ変わった姿。
本作の主人公。最弱モンスターと名高いスライムになっていた!色々なスキルを獲得できるので、ただのスライムではないようだ。
暴風竜ヴェルドラと出会った事で名前をつけてもらい、『名前持ちの魔物(ネームドモンスター)』となっている。
性格は温厚な平和主義者であり、基本的には押しが弱く頼まれると断れない性格。
一方で祭りなどのイベントごとが大好きであり、調子に乗って足元を掬われるお調子者の一面もある。
声:岡咲美保 - 大賢者…リムルが持つスキル。
自動音声のような形で、リムルが何かしらの疑問を持つと答えてくれる。
状況に応じて的確な対応をしたり、危機に対して警告したりする。
能力の整理や改造など、非常に高度な処理も担当しており、大賢者がいなければ捕食者として得た能力の数々も、単発で使う可能性になっていた可能性大である。
声:豊口めぐみ - 暴風竜ヴェルドラ…リムルが生まれた洞窟に【300年】封印されていた天災級のドラゴン。ジュラの大森林の洞窟内で最初に言葉を交わした魔物。
【300年前】に戦った勇者によって、洞窟内の『無限牢獄』に封印されていた。
封印前は世界中を飛び回って大暴れしていたとされ、その力の強さから、封印されてなお、世界各国の人間や多くの魔物、魔王からも災厄として扱われている。
しかし、実際の性格は世間一般で思われているような凶悪な性格ではなく、おしゃべりなお調子者かつ寂しがりや。
暴れまわっていたのも力が強すぎたことが原因である。
リムルに目と耳が使えるようにし、名前を付けた。
声:前野智昭 - ゴブタ…いいキャラしているホブゴブリン。リムルに名前をつけてもらい、進化した。
- ランガ…牙狼族のボスの息子。ゴブリンの村と敵対していたが、リムルに負けて傘下になる。もふもふがかわいい。大きさを変えられる。影移動が可能。
- 井沢静江(いざわしずえ)…リムルが転生後に初めて会った、自身と同じ元日本人。通称『シズ』。
かつて爆炎の支配者と呼ばれた有名な冒険者である。
日本から魔王に召喚された『召喚者』。
炎の魔人イフリートを宿しており、魔王に仕える。後に勇者と出会い、異世界の子どもたちを冒険者に育てた教育者である。
外見は火傷の跡がある【16、17歳】くらいの美少女だが、実年齢は【70歳】以上。
称号は『爆炎の支配者』。ユニークスキルは『変質者』。エクストラスキルは『炎熱操作』『爆炎』『熱波』『魔力感知』などの炎系のスキルを持つ。
声:花守ゆみり
アニメ版は、私は一期のみ視聴しています。超初期です。
個人的にゴブタ面白くて好きですね。彼はギャグ要因なので。
アニメ一期を見ましたが、小説三巻くらいまで行っています。二期はまだ見ていないので、これから見る予定です。
『転生したらスライムだった件』小説一巻の感想
『転生したらスライムだった件』は、日本人のおっさんがスライムに転生して魔物の主として君臨する異世界ファンタジーです。
【37歳】だから充分おっさんですね。魂がピュアだったから転生にも耐えられたのかなぁ。
登場人物が多い
一巻の時点で登場人物が多い、なんてぼやいてたら今後魔王がわんさか増えたらどうなるんだ、覚えられる自信がない。
と思い、ブログに残すことにしました。
まだシズさんを召喚したレオンしか名前が出てないんですよ…。
一巻だけでもゴブリンの村、牙狼族、人間の冒険者たち、ドワーフの面々など2,3人の登場人物紹介じゃ追いつかない、どこまで書くべき?とか悩みました。(笑)
整理大事。
登場人物だけではなく、小説自体も文字数が多いので最初読んだ時は三巻で挫折して現在一巻から再読しています。
文章が2段仕様で書かれていておまけに普通に【300ページ以上】ある長編です。
今の読書欲が高まっている時じゃないと読めない。
読み応えは抜群です。ただ、内容がゲームのRPGのような形で物語のテンポがいいので、ゲームを攻略すると思えば読みやすいかもしれないです。
スライムが万能すぎる
ドラクエをプレイしたことがないのでわかりませんが、スライムってあまり強くない印象ですよね。
あらすじでも言っているように『最弱モンスター』と認識しています。
ヴェルドラを捕食したからだってわかりますけど、能力高すぎやしませんかリムルさん…。
痛覚無効になってるからダメージも少ないし、炎も効かないとか。
名前をつけたら相手が強くなるところは、よくある妖怪もののファンタジーに多い気がします。妖怪に名前をつけて使役するみたいな感じでしょうか。
ですので、名前をつけたらエネルギーを使い果たしてスリープモードになるというのも特に驚きはしませんでした。
大賢者とは?
ナビゲーターというか、AIみたいに頭の中に常にいる人。
スキルか。姿は見えないけど応答があるから一人になれないので少し気を遣いそうですね。
でもリムルには着替えもないし恥ずかしいこともないか…。
いや、人型になれるようになりましたよね、ならば大賢者さんってば、リムルの着替え覗き放題…(黙れよ)。
三上悟が死ぬ間際からもう大賢者さんいたから、三上悟の魂が強かったというか、転生に耐えられたということなんですかね?
大賢者のことを調べたら、死に際に色々考えていたことがそのままスキルになってるから、走馬灯の時だったらどうなっていたんだろう…。
今後も大賢者は活躍しますし、性格らしい面も出てくるみたいですから楽しみですね。まだ一巻だからなかなか面白いところまで行ってないのかもしれないです。
魔物のランクについて
AランクからDランクまである、ということは英語の概念があるということ?
アメリカ人が転生して魔法使いになったり、人間の中に紛れていたりもあるかもしれないですね。興味深い…。
そのうちランクごとの表とか作ってみたい欲。
ヴェルドラについて
アニメ一期の『ヴェルドラ日記』が大好きで、つい何度も見てしまうんです…。
ツンデレのヴェルドヤ様最高かよ。そして将棋に付き合ってあげるイフリート優しい。
今のところ原作ではヴェルドラ日記見かけないので、そのうち出てくるのかスピンオフ収録なのか…。
ツンデレでドヤ顔してるヴェルドヤ様マジ最高。
思わず2回言ってしまった!
面白くてつい見てしまう。今までの総集編のような回でしたね。ぜひ見て頂きたいです。
シズさんとイフリートについて
ここは旦那氏がアニメで毎回同じところを繰り返しみていたところで、今でもグッとくる場面です。
シズさんだけではどうにもできないよ…。魔王にこき使われてイフリートの宿主にされても、生きてるだけでめっけものです。
むしろよく生きてたよ…。イフリートと同化したから生きられたし、魔王に召喚されなければ戦争で死んでいたことでしょう。
『転生したらスライムだった件』はオーディオブックでも楽しめます
Amazonの聴く読書、Audibleでも『転生したらスライムだった件』を聞くことができます。
1巻の朗読は岡咲美保さん
アニメでリムル役の岡咲美保さんが物語を朗読してくれるので、違和感なく物語に入り込むことが出来ます。全ての役を岡咲さんのみで朗読しているのですがとても楽しく聞けます。こちらもチェックしてみてください。
まとめ
- おっさんが通り魔に刺されてスライムに転生
- 暴風竜に会って力が強くなった
- 大賢者と捕食者のスキルを使い、ゴブリンと牙狼族を仲間にしていく
- 登場人物が覚えられない
- アニメや漫画から入るのもアリ
ファンタジーでも中華系や、現代日本のファンタジーを中心に読んでいたので、『転生したらスライムだった件』のようなTHE!RPG!という感じのファンタジーは久しぶりに読みました。
戦争描写もありますが、ファンタジーゆえかあまりグロく感じず、楽しく読めます。
色々なメディアで展開されているので、どれから入ってもいいと思います。
興味があったらぜひ読んでみてくださいね!
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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